ニジニ・ノヴゴロド概要とホテル

ニジニ・ノヴゴロド概要とホテル

 ニジニ・ノヴゴロドは、州名であると同時に、州都の都市名です。
 都市としてのニジニ・ノヴゴロドは、以前はモスクワ、サンクト・ペテルブルグに次ぐロシア第三の都市と紹介されていたのですが、最近は、ノボ・シビルスクに次ぐ第四の都市と紹介されています。


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 簡単な地図を作ってみました。
 主な都市を赤丸で示しました。
 ニジニ・ノヴゴロド州、州都、ニジニ・ノヴゴロド市の北西に描いた青い点がセミョーノフ、南西の青い点がポールホフスキー・マイダンです。
 サンクト・ペテルブルグとカザンの赤丸や黄色と緑の丸は、参考までに示しました。

 モスクワにあるカザン駅から夜行でニジニ・ノヴゴロドへ移動しました。

 余談ですが、モスクワ~ニジニ・ノヴゴロド間にあるヴラディーミルからイワノヴォを経てコストラマ、ヤロスラブリと回るのが、有名な観光コースの黄金の輪です。
 最後の赤丸キーロフは、ニジニ・ノヴゴロドからタクシーで観光した、もう一つのマトリョーシカ産地です。


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 ニジニ・ノヴゴロド市中心部の地図を作ってみました。
 市の北側をヴォルガ川が流れています。
 市は、南方から流れてヴォルガ川に合流するオカ川で東西に分断されており、西岸に駅、ヴォルガという乗用車の工場、地下鉄、新しい大規模商店などがあります。

 ヴォルガ川を北側へ渡る橋部分を御覧ください。
 ニジニ・ノヴゴロドから北方へ渡る橋は、鉄道と道路が合体したこの橋だけです。
 地図を見ると、ヴォルガの細くなった部分に橋がかかっていますが、それでも橋の長さは約2キロメートル、川幅は約800メートルです。
 また「セミョーノフ・キーロフ方面へ」と文字を入れた部分は、ヴォルガの氾濫域です。

 ロシア第3とか、第4とか言う、大都市から北へ移動する橋がひとつしかない。
 しかも片側1車線。
 渋滞は、深刻です。


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 ニジニ・ノヴゴロドの駅です。解像度を落としすぎて見にくくなりましたが、屋上に「モスコフスキー・ヴ ァグザール(モスクワ駅)という看板が見えます。
 駅前のバスに注目願います。
 こんな西側と同じような路線バスも走っています。
 でも、私の性癖で、写真を撮らなかったから、ここで見ておいてください。

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 先に紹介したモスクワ駅の写真は、駅南側の建物。
 そしてこれは、駅北側の建物。
 昔皇帝が来たときだけ使用したという、特別な建物です。
 手前に映っているのが、(多分)マルシュルートナヤ・タクシーと呼ばれる、路線タクシーです。

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 駅中央部分、地下改札口です。
 右に、列車を待っている人々、 左に、土産物類を売る店が映っています。

 切符を買うと、スーパー・マーケットのレシートのような、バーコードのついた、薄いペラペラの紙片をくれます。
 これを改札口の検札機に差し込むと改札扉が開きます。

 セミョーノフへは、ここからホームへ向かいました。

 でも、モスクワ~ニジニ間、寝台車のような列車に乗るときは、この改札ではなく、地上階から直接ホームに入ります。
 改札は車両ごとにいる車掌が担当します。

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 コンコースと言いましょうか。
 駅、地上階にあるモザイク壁画です。

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 ここで、面白いものを見ました。
 自動販売機です。
 自動販売機は、治安が悪いと発達しません。
 だから、ロシアでは、あまり、発達していません。
 お金を投入して商品に示された番号のボタンを押すと、らせん状の針金が回転して商品が取り出し口に落ちてきます。

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 駅を出た、広場の向かいにあるウニベルマグ(百貨店)です。

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 駅から広場を越えた向かいに見える現代的な店です。

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 駅前広場北側の、一寸古めかしいお店です。


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 マクドナルドです。
 万国、どこでも、同じような価格、同じような味。
 安心して使えるトイレ。
 このお店も期待を裏切りませんでした。


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 駅前広場、バス乗り場です。


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 駅と駅前広場は、長い地下道でつながっています。
 地下に潜りたくないときは、広い道路を、車の様子を見ながら横断しなければなりません。

 8月10日(火)地下鉄を見るのが趣味のアレクセイにつきあって、地下鉄を終点まで乗りました。
 モスクワ駅はほぼ北端ですので、南端まで乗りました。
 駅の数は10程度。
 それほど大規模なものではありません。
 途中、ヴォルガという自動車を作っている工場の駅が3つ並んでいました。
 大きな工場なのでしょう。

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 地下鉄の自動改札機です。

 切符は、対人販売です。
 「アジン、パジャールィスタ (1人お願いします)」
 さえ言えれば買えます。

 ここは、「ジェトン」という、プラスチックコインのようなものをくれます。
 これを投入すると改札口が開きます。


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 地下鉄の正確な料金は忘れましたが、日本円にして数十円です。
 地上に出なければ、そのまま戻れるのですが、町並みを見るために地上に出ました。
 閑静な、ある意味観光客には寂しい住宅と公園のある風景です。

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 地下鉄です。

 車掌がいません。
 そもそも車掌がプラットホームを監視するための出入り口がない。

 折角だからと、この写真を獲っている間に、先に乗り込んだアレクセイを閉じ込めるように扉が閉まりました。
 車掌がいないから、扉を叩いても開けてくれるわけではない。
 筆者を残して電車は行ってしまいました。
 とんでもない所で迷子です。

 自力でホテルに帰れるし、アレクセイの携帯番号はわかっているし、一寸刺激的で面白くなったのですが、次の列車で、次の駅で、アレクセイと合流できました。
 アレクセイは結構ナーバスです。
 「ぼんやりしていてごめんなさい」


 不思議なことに地下鉄はオカ川を越えていません。
 緑で塗りつぶしたクレムリンのある東岸は、落ち着いた雰囲気の古い町並みです。
 この部分へは、地下鉄は通じていません。

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 マルシュルートナヤ・タクシー(路線タクシー)です。
 モスクワのマルシュルートナヤ・タクシーは、路線上だと、どこでも乗り降りできますが、こちらは、停留所でしか乗り降りできません。
 とすると、単なる路線バスなのでしょうか?

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 駅前バス乗り場を別の角度から撮影しました。
 オカ川北岸、クレムリンを越えた高台にあるホテルへの移動手段は、地下鉄がオカ川を越えていないので、タクシーかバスになります。

 バス料金は14ルーブル。
 タクシーなら、交渉次第で200~300ルーブル程度でしょうか。


 筆写が投宿したオクチャブリスカヤ・ホテルは、クレムリンから歩いて10分程度の高台にあります。

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 オクチャブリスカヤ・ホテルは、落ち着いた雰囲気の小さなホテルです。
日本の旅行社でシングルルームを予約して行きましたが、同行のアレクセイの部屋が必要です。
 シングルルームをもう一つ追加するのと、2人でツインルームに変更するのと、費用は全く同じ。
 シングルルームにはクーラーがない。
 ツインルームにはクーラーがある。
 ということでツインルームに変更。

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 ツインベッドです。
 「アレクセイと同衾か?」
 と、戸惑っていると、アレクセイが居室のソファを分解し始めました。
 これがジヴァン・クラヴァッチ(Диван-кровать=ソファ・ベッド)
 2部屋に分かれているから、落ち着いて眠ることができました。

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 鏡に筆者が映っています。
 バスルームです。
 左が、ゆったり横になれる、長い浴槽。便器は手前右側にあります。
 広い空間です。

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 両方の部屋にテレビがあります。
 写真は、森林火災を報道しているところです。

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 クーラーは窓の外に室外機がついています。
 長時間つけっぱなしにしておくと、ガリガリ音がして、割れた氷が吹き出してきます。

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 ロビーのカウンターには無料で使えるコンピュータがありますが、日本語を表示できません。
 写真は8階にあるビジネスセンターの有料コンピュータ。
 1時間100ルーブルですが、日本語を表示できます。

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 ビジネスセンターから、階段を上がってベランダに出られます。
 展望は抜群。
 ビジネスセンター内部の写真は、この階段の上から撮りました。

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 朝食は、バイキング形式です。
 最終日12時頃食堂へ行くと、扉が閉まっていました。
 でも、別の、もっと豪華な雰囲気の食堂で食事をとることができました。

 夜行でついた早朝にチェックインできたこと、最終日が昼過ぎまでチェックアウトしなくて良かったこと、かなり有り難いサービスでした。


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 ついでに、この画像も紹介しておきます。
 上左がパスポート。
 ロシアのビザが貼り付けられています。
 右端が、レギストラッチャ。
 外国人登録証です。
 これがないと帰るとき、パスポートコントロールを通してくれません。
 下は、後に述べる、キーロフという街の、グーベルンスカヤというホテルでくれた登録証。
 行く先々でレギストラッチャをしてくれるのですが、出国時は、上右の登録証だけが回収さました。







  

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